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麻豆传媒が発行する広报誌

ジャンピングふるさと コースターやプレート、カップなどに注目が集まっている コースターやプレート、カップなどに注目が集まっている
ソロキャンプやアウトドアがブームとなったこともあり、コースターやプレート、カップなどに注目が集まっている   

地域の林业と环境を守るために
山と川、海の魅力を届ける

徳岛県那賀町は、森林率95%の山あいの町。
古くから林业で栄えてきたこの地域では、
今も森林の约80%を杉の人工林が占めている。
町の名产「木头杉(きとうすぎ)」は、
硬度と弾性に优れた性质を持ち、高い品质にも定评がある。
その「木头杉」を使った魅力ある製品を手がけるアウトドアブランドが
「WoodBoard KUKU(ウットボード クク)」。
サーフボードなどアウトドアグッズを手がけるプロジェクトを取材した。

WoodBoard KUKU(ウットボード クク)
2008?2009年の全日本サーフィン选手権大会连続优胜の経験を持つ高森さん
2008?2009年の全日本サーフィン选手権大会连続优胜の経験を持つ高森さん

山を手入れすることが
川や海の环境保全につながる

长年、サーファー兼サーフボード製作者として活跃していた高森康博(やすひろ)さんは、海の环境保全活动の経験から、山の木々を间伐し手入れが行き届くことで、山の机能が维持され、川や海の环境を保つことにもつながると実感していた。

「自分が生まれ育った四国の木を使ってサーフボードをつくることで山と川、海のつながりを伝えられたら」と考えた高森さん。「木头杉」をはじめ地域の森林资源に详しい那贺町の公司「株式会社那贺ウッド(以下:那贺ウッド)」の庄野洋平さんに相谈した。庄野さん自身も徳岛の川や海に囲まれて育ち、地域の自然を守りたいとの思いがあり、高森さんと意気投合した。

そして、サーフボードづくりには木材の品质を见抜く目と优れた加工技术が必要と、町内で长く木製家具などを手がける「泉林产」の泉登(のぼる)さんにも声をかけた。

 こうして2016年(平成28)、サーフボード製作の経験?知識を持つ高森さんと商品を企画する「那賀ウッド」、製材?加工を担う「泉林産」の三者で「WoodBoard KUKU(以下:KUKU)」プロジェクトがスタートした。

 メンバーの谁もがやったことのない木製のサーフボードづくりだったが「话を闻いてすぐに、木はもともと水に浮かぶ特性を持っているし、适した加工をすればつくれると思いました」と泉さん。その言叶にも后押しされ、「やってみよう」と协働でプロジェクトを始动させることに。「せっかくなら今までにないものを」と第一作として大型の2人乗りサップボードをつくることになった。

「星野リゾート リゾナーレ熱海」の部屋に展示されているサーフボード
最近ではカフェや美容室のインテリアとしての依頼も多い。写真は「星野リゾート リゾナーレ熱海」の部屋に展示されているサーフボード
「星野リゾート リゾナーレ熱海」で販売されているコースター
取材時に製作していたのは、昨年から「星野リゾート リゾナーレ熱海」で販売されているコースター
第一作目となったサップボード
第一作目となったサップボード
ウォータースポーツ「サップ(スタンドアップパドルボード)
波のない水面に浮かべ、パドルで漕いで进んでいくウォータースポーツ「サップ(スタンドアップパドルボード)」。他にはない木製サップボードが注目を集めた
那贺町「泉林产」の泉さん(左)と父亲の清一(せいいち)さん
那贺町「泉林产」の泉さん(左)と父亲の清一(せいいち)さん

木を使うことで始まる
持続可能な地域づくり

「木头杉」といっても生えている场所の気温や日当たりなどによって、密度や重さがそれぞれ违う。そのため、木材に精通した泉さんを交え製品ごとに适した木材を选ぶところから製作は始まる。サップボードなどの场合は、浮力を増す穴あけ加工や安定感を出す継ぎ加工などを泉さんが施し、高森さんが水に浮かべたときの乗り心地や水面と接する部分の仕上げ、と分业でつくりあげていく。

また、木材の色味や木目に合わせて形を変えるため、同じ製品であっても一点ずつ个性を持たせるのも「碍鲍碍鲍」の特徴。长く木製品を手がけてきた泉さんは、「全く同じにつくるのではなく、それぞれ违っていい」というオーダーに最初は惊いたそう。统括マネージャーとして企画や贩売を担当する庄野さんは、「天然の木材だから色や形がそれぞれ违うということをしっかり伝えることで、そこに魅力を感じてくれるお客さまが増えてきた」と言う。一方で、『売れるものをつくる』ことにも力を入れる。「思いを持ってものづくりをしていると、採算や买う侧の视点を度外视して热中してしまうことが多々あります。でも、どんなにいいものでも买っていただかなければ継続できません」と庄野さん。「地域资源があるから仕方なく使うのではなく、価値あるものとして夸りを持つと、地域への爱着も生まれる。持続可能な地域づくりを目指し、『カッコいい』『欲しい』と思っていただけるようなものづくりや魅力の発信をしていきたい」と话す。

「碍鲍碍鲍」の商品が浸透することによって、自然と木の温もりや魅力に気付き、そこから环境へと意识を向ける人が増えてくれたら…。「碍鲍碍鲍」のメンバーは、そう愿いながら、今日も一点ずつ、一つしかない商品を丁寧に仕上げ、お客さまに届けている。

「株式会社那贺ウッド」统括マネージャーの庄野さん
「株式会社那贺ウッド」统括マネージャーの庄野さん
サーフボードを仕上げる高森さん。
サーフボードを仕上げる高森さん。他素材と比べて重量はあるが、その分安定性に优れている
「おもちゃ王国」での実習に参加した学生たち。3列目左端は、阪根特命教授とともに共同研究を実施してきた湯地宏樹(ゆじひろき)教授
幅広い层に向けた木にまつわる环境学习活动やイベントを実施している

お问い合わせ

株式会社那贺ウッド
住所 徳岛県那賀郡那賀町吉野字弥八かへ1番
电话番号 0884-62-1163
営业时间 平日 10:00?17:00
メール kuku@nakawood.co.jp
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